【相続】兄弟間の相続問題:遺言書の解釈 ご依頼者:弟さん

お父様が亡くなり、兄弟が相続人でした。お父様は、手書きの遺言書を遺していましたが、遺言書の内容が不明朗であったため遺産の分け方についてもめており、また、兄が遺産をすべて保管しているのですが、非常に高圧的な態度であるため、弟さんは話し合いに疲れてしまいました。

(弁護士より)
ご兄弟間の感情的対立が激しく、交渉は難航しましたが、お兄様には時間をかけて丁寧に判例や法的見解をご説明し、遺言書に明記されていない財産については遺言書全体の解釈からこちらが相続すべき財産であることをお兄様にも納得してもらい、遺産分割協議書を作成しました。そして、その後の金融機関の解約手続等に関しても、お兄様とのやりとり含めてこちらで手続を代行しましたので、ご本人のご負担を極力少なくして解決することができました。
お兄様とのやりとりに疲れ果てていたご依頼者様には、結果はもちろんのこと、交渉から最終的な手続まで弁護士が全面的にお兄様と折衝したことについて、大変満足していただきました。

2023年02月08日