お父様が亡くなり、姉妹が相続人でした。姉から不動産の相続登記手続のためと言われて、遺産分割協議書に押印しましたが、そのときには不動産の代償金がもらえるという話だったのに、それが遺産分割協議書には記載されていませんでした。
(弁護士より)
遺産分割協議書に記載されていない代償金を請求するという難しいご依頼でしたが、お姉さんが代償金の支払いを認める内容のメモなどもあり、調停の中でお姉様ご自身も代償金の支払いを承諾されたことから、3回の調停期日で合意に至り、ほぼ法定相続分通りの代償金を支払ってもらうことができました。
ご依頼者様は金額よりも、お父様の遺産をきちんと分けたいという強い希望がおありでしたので、ほぼ法定相続分通りの分割が叶い、とても満足されていました。