夫は、離婚には応じるが、自分名義の自宅の住宅ローンの負担が過大であるから養育費は一切支払わない、養育費を要求するなら親権を渡さないと強硬に主張し、当初は早期解決は困難と思われる状況でした。
【離婚】親権と養育費を争われたケース
40代/女性
相談前
相談後
直接の話し合いは困難と判断し、直ちに離婚調停を申し立てました。
調停でも夫は不合理な主張を繰り返しましたが、妻は妥協をすることなく、離婚訴訟も辞さない態度を崩さずにいたところ、裁判官からも夫を説得してくれ、最終的には夫が算定表通りの養育費を支払うことに合意し、妻を親権者として離婚調停が成立しました。当初は、離婚訴訟も視野に入れていましたが、4回目の調停期日で離婚が成立しました。
弁護士からのコメント
夫の不合理な主張に屈することなく、毅然とした対応を維持したことが功を奏し、裁判官も夫を説得してくれました。
ご本人は、早期解決を希望されていましたので、4ヶ月で納得のいく解決ができたことに大変満足していただきました。ご本人は、早速就職も決まり、お子さんとの新しい生活を始められました。