奥様と離婚協議中の男性が自己破産をし、免責を得られたケース ｜横浜での債務整理・借金問題は女性弁護士へ 【横浜もえぎ法律事務所】

別居中の奥様に収入の多くを渡していたため、400万円の債務を支払うことができなくなり、ご相談に来られました。

奥様に過大な生活費（婚姻費用）を渡していたため、婚姻費用分担調停についてアドバイスしましたが、奥様が怖くて手続きをとることができないとのことでした。

また、自己破産に必要な書類についても奥様から全く協力を得られない状況でした。

そこで、こういったご本人の苦境を裁判所に丁寧に説明し、できる限りの資料を整えて自己破産を申し立てました。

裁判所から追加の確認事項はありましたが、ご本人が真摯に手続きに臨んでいることを理解していただき、破産管財事件になることなく、同時廃止事件として免責を得ることができました。

状況が状況なだけに、他の事務所で断られたとのことで、最初は大変に憔悴されたご様子でした。精神的にも不安定な時期もあり、時間はかかりましたが、丁寧にサポートさせていただき、なんとか免責決定までこぎつけることができました。最後にはとても晴れ晴れとした表情で挨拶していただき、弁護士としても感慨深かったです。